【どこまで知ってる?】温暖化が引き起こす本当の怖さ

直近(ニュース)

こんにちは。
久しぶりの投稿です。
最近雨が多く、足や背中に故障を抱える人にはツライ時期になりました。

そういえば去年の今頃、私の住む千葉県では、大型台風(15号と19号)が直撃、多くの被害が発生しました。
15号の後には、停電は1週間以上も続き、作物や家の破損など未曽有の大被害。

近所に住む80代のおじいちゃんが、「俺ずっとここに住んでるけど、こんなこと初めてだ」と、
改めて今回のことは本当に大きな被害だったんだと感じさせられました。

さて、こんな大型台風や、ゲリラ豪雨、予想外の大雨など今まではあまり気になることはありませんでした。
千葉県という土地柄、運もあるかもしれませんが、大型台風は勢力が弱まってから上陸、激しい大雨もあまり経験したことはありません。

しかし、ここ最近に来てちょっとおかしいと素人ながらに「これはやばいんじゃ?」と感じています
この場所で用水路があふれるの初めてみた!とか、台風で初めて物置が壊れた(飛ばされた)とか。

そんな時、今回環境系のイベントをお手伝いする機会があり、登壇者のお話や、活動する学生団体の内容を聞いて、あまり興味がなかった私も、これは他人事じゃないなと、考えされられ、興味を持つきっかけになります。

何で最近になってこんなことが起きるのだろうか?

・地球温暖化による意外な影響

地球の温暖化は以前より問題視されてきました。
これは誰もがご存じのことと思います。

しかし、この温暖化は意外なことまで引き起こしているんです。
冬が暖かくなっていいじゃないかと楽観視できないかも!

◆意外な影響◆

①強烈な寒波の襲来

世界中で寒い場所といって思い浮かぶのは、北極とか南極、あとはエベレストとかロシアとか・・・
色々ありますよね。

実は温暖化のせいで、寒いのはここだけじゃなくなっているんです。

例えば、
アメリカの「ミネソタ州」「ウィスコンシン州」「ミシガン州」「イリノイ州」
2019年1月に記録的な寒波襲来!

中にはー54℃を記録する場所も!

Chicago skyline frozen

https://www.bbc.com/japanese/47066832

BBCニュース

このー54℃って、南極大陸より寒いんですよ!

なぜ南極点より寒くなった?

これ、実は温暖化が原因なんです。

なぜ?って思いますよね。
実は、地球温暖化により、溶けた氷が北極付近の気圧を高くさせ、北極と中緯度地方の温度差は小さくなり、極寒の北極の寒気が別の地域に流れ込みやすくなるというのが仕組みです。

全体的に暑くなるのではなく、それにより寒くなってしまう場所が出ることが、温暖化の怖いところです。

海氷の意外な働き

海氷には、地球の温度をコントロールしてくれる「断熱材」のような働きがあります。
それが地球温暖化の影響により、海氷の量が年々減少することで、せっかく吸収した熱をキープすることができず、どんどん大気へ熱を放出してしまうのです。

よく、寒い地域では雪で作った「かまくら」や「雪濠」の中の方が温かいっていいますよね。
これは、その中にいれば熱がそれ以上奪われないので、同じ原理です。
氷が保温してるってなんかピンとこないかもしれませんが、これが事実。

・これ知ってる?SDGsって何のこと?

素人の私は、ニュースで名前を聞いたことある程度でした。
今回なぜこのようなことを書いているかというと、先日私の知り合いが、このSDGsや、環境問題について考えるイベント「千葉から考える明日#1」を開催し、私は映像関係のスタッフとして参加していたんです。

当初はスタッフ作業として入っていましたが、登壇者の話や、自分が投影するスライドの内容を見ていくうちに、これは本当に他人事じゃなくなってきたなと改めて感じました。

◆SDGsとは? → 横文字じゃわからないよね

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)のこと。
まだわからないよね。(俺も)

さらにちょっとわかりやすくすると

2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。

下記17の項目が目標になっています。

SDGs_logos

https://miraimedia.asahi.com/sdgs-description/

朝日新聞社のサイトより

中々簡単ではない内容が揃っていますが、いくつかは市民レベルから出来る取り組みもありますね。
まずは、食品ロスなどから始められます。

千葉から考える明日#1の詳細

今後定期的に開催をしていく意向だ

主催:NPO法人やちほこり
企画、運営:みんなの明日へプロジェクト
協力:350TOKYO選挙チーム、KONBU

・市民レベルの取り組みに称賛

今回、市民レベルとして素晴らしい取り組みをされる学生団体の方に参加いただきました。

団体名:PSW = pure sea water project

彼らはSDGsの14番項目、「海の豊かさを守ろう」を掲げ活動する団体。
今回、コロナ禍の影響で活動が縮小されてしまったが、メンバーとごみ拾いを行い、回収したペットボトルのキャップで作った素敵なアートを持ってきてくれた。
取り組みが非常に興味深く、他人事じゃないなと感じるきっかけになる。

海洋プラスチックごみとなるのは、彼らの発表によると、年間の陸のごみ=800マントン
これが、海に流れ出ると、13,000/㎢ となる。
調査によると、海のごみの8割は陸から出たゴミだ。

この海洋プラスチックごみは非常に問題で、自然には分解されない物質は、海で暮らす生き物たちに多大な被害を与えます。

ウミガメの鼻の中に、プラスチック製のストローが刺さるなど、ニュースなどで目にした方もいるでしょう。

・PSWの活動

彼らの主な活動は上記で紹介した通り、市民レベルが出来rる取り組みをしています。
しかしこの成果が凄い。

現在までに回収したプラスチックごみの量は、10/16現在130,860個
この活動で 約10.06㎢の海洋がきれいになりました。

この活動をどんどん広げていくのが彼らの狙いだ。
すでに日本中から賛同をいただいているようです。

PSWのTwitterはこちら
@PSW78118165

是非、フォローよろしくお願いいたします。

・まとめ

巨大台風の襲来、海面上昇、温暖化によって実は寒波も発生。
そろそろ地球は自分でコントロールが出来ないところに来ています。
思いがけない災害の発生は、命に係わる内容になることも少なくありません。
また、台風などの災害は避けることが出来ないのです。

昨年の大型台風の襲来で、千葉県は大きな被害を受けました。
私の住む街も、建物の倒壊、倒木による通行不可地帯の発生。そしてなにより長期間の停電。
これらすべて、今まで経験したことのないツライ事でした。

災害は避けることはできません。
しかし、これらを防ぐために、自分たちが少しずつ行動することはできます

コメント

タイトルとURLをコピーしました